gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

フラットなもの、粗いもの

一般に、ツルツルとしたフラットな表面が新しい空間をつくるときに目指されることが多い。

 

新建材と呼ばれるもののほとんどはそんな質感をしている。それに対して、ぼく自身は全くワクワクしないが、「快適・簡単・便利」を目的としたあらゆる段階でのつくり方、使い方を分析すれば、そこに正解が導かれるのだろう。しかし、それは機械が得意とする、人がつくる必然がない質感だ。

 

もっと粗いものをもっと増やしたい。人と自然にしかつくれないものを混ぜ込みたい。

 

機械が得意とすることと人間が得意とすること、それに自然を合わせる。