陽向が大のウルトラマン好きなこともあり、一緒に見てきた。
庵野秀明総指揮だと、ウルトラマンもエヴァンゲリオンのプロポーションになるんだな、と思いながら観た。
普通の日本人が着ぐるみを着たウルトラマンではない。世界基準ということだろう。
ヒーロー物語は自己犠牲の話になりがちで、この話も例外ではないが、テンポがよく楽しめる内容だった。
正義の味方のはずのゾフィーが地球を滅ぼしにやってきたのも、宇宙の中で地球がシビアな目に晒されていることの表れで、プーチンなどが世界を恐怖に陥れていたり、安倍さんをはじめ自分のことしか考えていない日本の政治だったり、そんな政治に付いていくだけの大半の日本人だったり、ああ、こりゃあ滅んだ方が良いかも、と半ば思ってしまっている人が多いからこそ違和感がないんだと思う。
みなさん、ウルトラマンが犠牲になっても救うべき星なのか、と真剣に反省して、まずは7月の選挙に臨みましょう。