長机に子供と横並びになって座り、問題を解く子供を観察する。
向かい合うと子供の表情を見るとき、子供が気づいてしまう。
横に座って、少し後ろ側から子供の顔が見えるようにすると、子供は顔を見られても気づかない。
どこは分かっていて、どこで躓くか?鉛筆の動きと表情を見れば分かる。躓いたところで、的確なヒントを与える。
子供の表情は光が灯ったように輝き、また鉛筆は動き始める。
まるで子供が運転する車のナビゲーターのように、その人がいるおかげで子供はどこまでも進んでいける。
そんな人になりたい。