概して医者は一般的なことしかいえない、と思って間違いではないと思う。
どんなに人格者であろうと、例えば10分患者と話したところで患者の何がわかるか?
もし、医者がぼくらがクライアントにインタビューするように2時間をかければ、理解度は違ってくるだろう。一般性という壁を突き抜けられるかもしれない。
だが、それはビジネスの問題として、もしくは、需要と供給の問題として、不可能と判断されているのだろう。
だから、最終的に患者を守るのは家族だ。一般的な知識を医者に教えてもらって、それを単独的な人間に対して適用できるのは、家族しかいない。