昨日、久しぶりに辻純一さんにお会いした。辻さんはシアトルと東京を往復しながら、サスティナブル社会の先進国アメリカのよいところを、そういう意味では後進国の日本に伝えつつ、日本に合った将来のコミュニティモデルをつくるという壮大な仕事に取り組んでおられる方だ。
エネルギー的にオフグリッド社会をつくる技術はもう十分に達成されているようだ。ぼくらは、そうしようと思えば電気も水も外から供給されることなく何の不自由もなく生きていける。そのための設備の値段もずいぶん下がってきたが、それでもすぐに手が届くというわけではない。需要を増やすことで手が届くものになる。
地域再生には欠かせないエネルギー問題を解決する知識に加えて、さらにさまざまなソフトの問題にもお詳しい。その広いご見識にひたすら脱帽で、大学でレクチャーを受けた気分になった。
SOTOCHIKUが、地域再生の力になれるか。大きな課題をいただいた。
