表題のプロジェクトを11月オープン予定で始めようと思っている。
理由は何か?
東京のど真ん中にいながら、田舎に店を出すということは、どこに大きな違いがあるのか?
ぼくはこれまでにたくさんのことをこの日記の中で書いてきているが、その答えがその中にあるかもしれない。
そう思って、記事を探して読み返そうとするが、4500本もある記事から探す時間は、ぼくが働けなくなったときしかないだろう。
この蓄積があることはぼくの心を支えてくれるけれど、何事も、今覚えていることとこれから考えることで組み立てていくしかない。
先日、それを佐谷さんと話していて、「東京よりも圧倒的に魅力あるストーリーを込めやすい」という点で意見が一致した。
無名の固有名には力がある。毅然とした構えをしながら、いかなるコンテクストも受け入れてしまう寛容がある。
ぼくらはそれぞれのストーリーテラーとしての強みを鋸南町で存分に生かしていくことになるだろう。