自分の時間を生きたいと思う人は、現状のどこかに疑問を感じ、モヤモヤとしたものを抱える。
モヤモヤとした心を晴らすことができるのは、自分の努力ではなく、外部との出会いだ。
出会いはコントロールできない。
だから、何に出会うかによって、ライトサイドを進む人生もあれば、ダークサイドへ落ちる人生もある。
ダークサイドへ落ちたとき、本人の責任として責められるべきことなのか?それはわからない。
明確に言えることは、モヤモヤが晴れたときの幸福感を否定することはできないことだ。
リアルクローズの四元さん曰く、元々モヤモヤのない人生が幸せなのかもしれない、という見方もある。
ぼくは、グリッドフレームのつくる空間は、よい出会いの方に属するものであってほしいと心から願う。
逆に言えば、出会いを必要とする人へ向けてつくりたいと思っている。