YouTube撮影で長野のKZ邸へ。
グリッドフレームへ期待したことはなんですか?
という質問に対して、オーナーはしばらく考えた後、
「壊す勇気、ですかね・・・」
とおっしゃった。
空間づくりが解体に始まるように、
ものごとを次へ進めるためには、必ず今あるものを壊すことが第一歩になる。
今あるものを壊すことは勇気を必要とする。
今までのシステムが崩れてしまうからだ。
そこには、痛みが伴うだろう。
集合が大きいほど、壊すことは難しくなる。
それによりかかっているのが、今の政治の上層を占める人たちだ。
まあ、それでも生きていけるから・・・と国民は黙ってついてきた。
リーマンショックも震災も、国民は苦しみながらもシステムを壊すには至らなかった。
きっと、当事者が国民全体には広がらなかったからだ。
そんな意味で、コロナは壊すチャンスだ。
なぜなら、国民全体に等しくリスクが広がっているからだ。
壊す勇気を発揮するなら、今だ。