gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

消えてゆく何かを寄付して未来をつくる

sotochiku.comへ導入する広告として、スタッフが動画をつくってくれた。

 

ある人の半生を、今は廃墟となった家から振り返る内容だ。

 

人それぞれの過ごしてきた時間には、とりかえのきかない価値があることを、ぼくらは知っているが、それを実感する機会は少ないかもしれない。

 

ぼくらの人生は、なぜか分断されていて、強者は強者と同じ空間で時を過ごし、弱者は弱者と同じ空間で時を過ごして生きている。

 

だから、互いが出会うことは、とても少ない。

 

境界を越えて互いが出会ったときに、強者が弱者の力になれる、あるべき姿の社会が生まれる。

 

強者であろうと、弱者であろうと、どんな人生も、今という時間は消えていく。

 

ぼくらは誰でも、生きた証を必要としないだろうか。

 

そして、その誰かの生きた証に対しては、だれもが敬意を払うことができるのではないだろうか。

 

誰かの生きた証を、ぼくたちは次の世代の誰かの空間づくりに生かしていく。

 

この動画には、そんな思いが込められている。