いよいよ能登へ向かっている
地震で倒壊した松波酒造を訪ねて、壊れたモノを寄付していただくためだ
もちろん松波酒造の方々は日常を取り戻すために全力で動いていらっしゃる中、ぼくは文字通りお邪魔しに伺うことになる
できるかぎり、お邪魔にならないような動きをするのは当然だ
けれど、ぼくらがやろうとしていることはとても価値のあることだと信じる
大事なことは、本当に能登の記憶をどこかの町で受け継ぐことができるのか、だ
ぼくは壊れたモノに向き合い、その物語に耳を澄まし、新たな空間でそれを伝えていく
その第一歩が始まろうとしている