先進国の中で、日本はマスコミを信じている国民が著しく多い、という表がある。
ヨーロッパやアメリカでは信じている人は3分の1もいないのに対し、日本は実に70%以上の人が信じているそうだ。
日本人は人を疑うのが嫌いなのだろう。ぼくもそうだ。
しかし、どうやら、そうは言ってられない時代のようだ。
この国の上層部にある人々は、現在の自分の立場や既得権益を守るために、それを確実に利用しているからだ。
自分たちに都合の悪い情報は、すべて報道から消されている。
それは誰に対して被害をもたらすのか?
それは、ここに生きる未来の人間たちに対してだ。
「人を信じる」という尊いDNAを壊さずに、今の世の中を疑って、変えなければ。
矛盾のようだが、もっと大きな「人を信じる」心がその行為を支えることをぼくらは知っている。