gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

映画 秒速5センチメートル

2007年。新海 誠監督。

 

ぼくが遠い昔に読んだ、村上春樹の小説を思い出した。

 

ぼくは、主人公に魅かれはするが、自分を投影することはできない。

 

小中高くらいで、フラフラしない自分があるなんて、現実にはありえない気がする。

 

ふわふわと、いい加減で壊れやすいから、柔軟でもある。

 

それがそのときの自分をもとにイメージした10代の魅力だと思っている。

 

この映画のキャラクターは、大人がつくり出した偶像ではないか?

 

だが、嫌いではない。