2020-04-03 映画 秒速5センチメートル 2007年。新海 誠監督。 ぼくが遠い昔に読んだ、村上春樹の小説を思い出した。 ぼくは、主人公に魅かれはするが、自分を投影することはできない。 小中高くらいで、フラフラしない自分があるなんて、現実にはありえない気がする。 ふわふわと、いい加減で壊れやすいから、柔軟でもある。 それがそのときの自分をもとにイメージした10代の魅力だと思っている。 この映画のキャラクターは、大人がつくり出した偶像ではないか? だが、嫌いではない。