陽向との帰り道で、細い道の真ん中にミミズがいた。
このままでは、車に魅かれてしまうから、ジャンケンで負けたほうがミミズをどかしてやることに。
陽向が負けたが、ミミズを触ろうとして、ギリギリで覚悟が決まらない。
そのうちに車が近づいてきたから、陽向は慌て始める。
しょうがないから、ぼくがミミズを道路の脇まで動かしたが、ミミズは触られるととても敏捷に動くことに2人で驚いた。
ほとんど蛇のように動く。車を無事やりすごした。
道の脇では、また轢かれてしまうかもしれないから、と今度は陽向もミミズを触って、縁石の隙間に入れる。
今日の陽向は、ミミズを触れるようになった。