コロナウィルス問題によって、世界経済が停滞し、温暖化は一時的に止まっているらしい。
環境問題に最も効果的なのは、経済が停滞することだという皮肉は、今後経済が回復すれば、環境問題はリバウンドにより、回復前よりも急速に悪化する恐れがあるという。
ぼくは、単純に経済状態が元に戻ることを望んでいない。飢えないようにだけは食い止めて、人類はこの機会に新しい生き方を見つけなければならない、と強く思っている。
リーマンショックでも、原発事故を伴う大震災でも、世界の仕組みの根本は変わらなかった。今回は、変えなければ、貧富の差が拡大する傾向は止まらない。
金持ちが幸せな生活を送っているわけでもない。自分が心から続けたいことを続けられる世の中にするために、過剰な金は必要ない。
とにかく、食糧が行き渡ることが大事だと思う。そこに不安がなければ、人は優しい心で過ごすことができる。
自由に外出ができて、自由に人に会える幸せは、やがて戻ってくるだろう。イベントも、カタチを変えて戻ってくるだろう。
ネットが発達した後にこの問題が起きたことは、とてもラッキーだったと思っている人は多いはずだ。(ネット社会になっていない場所に、この病気を広めないことはとても大事だ。)
テクノロジーはこれからもとても重要だが、大地や風と会話するような生き方が同時に重要であることをぼくらは実感している。