2019-05-22 誰かの記憶 通りがかりの何かに心を魅かれて立ち止まる そこには、ぼくとは無関係の誰かの足跡が刻まれている 誰かといっても、人とは限らない 鳥や犬や猫かもしれない 命があるものとも限らない 風や太陽や雨かもしれない けれど、そこには確実に時間が流れて 今、この姿が在る その時間を愛するから ぼくはここに立ち止まる