gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

誰かの記憶

通りがかりの何かに心を魅かれて立ち止まる

そこには、ぼくとは無関係の誰かの足跡が刻まれている

 

誰かといっても、人とは限らない

鳥や犬や猫かもしれない

 

命があるものとも限らない

風や太陽や雨かもしれない

 

けれど、そこには確実に時間が流れて

今、この姿が在る

 

その時間を愛するから

ぼくはここに立ち止まる