gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

スケルトンとホワイトキューブ

店舗施設は、店が入れ替わるたびに前の店が解体され、スケルトンと呼ばれる状態から次の店がつくられる。

 

アートの展示は、展示が入れ替わるたびに前の展示が解体され、ホワイトキューブ状態から次の展示がつくられる。

 

ケルトンは、建造物のはらわたが顕わになった状態で、醜いとされているが、言ってみれば「腹を割った」状態だ。

 

それを普通に感じてもらえるような空間の方が倫理的であり、人々は多様な「私」でいることができるはずだと感じる。

 

だから、使用に問題のないレベルで、その状態を残したいと考えている。

 

今、時代の大勢もそちらへ動いているのを感じる。

 

アートの展示も、そろそろそんな感性を採り入れていった方がよい。