CADを触りながら思うこと。
一つは、ここから人それぞれのニュアンスの違いが出てくるまで使いこなすのはさほど難しくはない、ということ。
自分で描く線は一本目からすでにニュアンスの違いが出ているけれど、CADではそのニュアンスは果たして出ることがあるのか、という疑問があったけれど、やはり、うまい人はうまいし、下手な人は下手であることは変わりなく、どこにこだわるか、は操作を重ねるうちに、違いとしてはっきりと表れてくる。
この人が描いたものだな、と判別できるレベルにいくまで、そんなに時間もかからない、ということが分かったのはよかった。
ただ、CADがつくるものの本質を高めるかどうか、についてはまだ疑問だ。
途中で、失敗によって偶発的に現れるかたちを面白いと感じることはある。それが一つの突破口になるかもしれない。