3人以上でいるときに、ぼくがどこか居心地の悪さを感じるのは、自分が発言した情報量が十分ではなかったり、3人の関係性が作用したりで、自分の不本意な単純化されたイメージが独り歩きを始めるのを避けられない、ということにある。
2人であれば、間違ったイメージを正す努力もできるが、3人以上だとそうもいかない。言いたいときに言えない、最後まで言えない、ということもしばしば起こる。
例えば、息子を叱るときも、2人にこだわる。3人以上であれば、微妙なニュアンスが伝わらない。そのときに息子が放つ空気感もまっすぐに捉えることが難しくなる。
関係を単純化しては、結局話などしない方がよかった、ということになりかねない。