gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

泣き声

小さな子供がいると、泣き声を聞くことが日常になる。思えば、物心ついてから子供が生まれるまで、泣き声は日常の中になかった。

子供は誕生した瞬間から泣き声だ。それから、ほぼ毎日のように泣き声を聞き続けている。

今では、泣き声を聞くと、逆に安堵感をおぼえるくらいだ。

これからだんだん泣かなくなっていくであろう、だんだん逞しくなっていく子供を、少し淋しい気持ちで眺めている。

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