gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

郊外

郊外のショッピングセンターへ子供連れで行ってきた。

日曜日のために子供連れの多さが目立った。

東京の街中では、子供が少ないために陽向を連れていると、周囲の人が話しかけてくれたり、優先して通してくれたり、と色々気を遣ってくれることが多い。

そういう日常の中にいたために、社会は子供にやさしいものなのだ、と勝手に思い込んでいた。

郊外へ行くと、そんな常識は通用しない。小さな子供も、その場で座り込んだり、など他人の迷惑になることをすれば、容赦なく厳しい視線がその親子に注がれる。

高度経済成長期に育ったぼくたちは、まさにそんな環境で育ってきた。社会は変わったと思っていたが、それは東京のど真ん中だけだった、という事実を思い知った。

井の中の蛙は、まさにぼくたちだった。

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