現在、美容室リアルクローズのエクステリアを石原和幸デザイン研究所と一緒に進めている。
担当の国分さんに植物のことをいろいろと教えていただいた。生き物を相手にするのだから、愛情がなければできないことを人格によって教えてくださったように思った。植物を扱う人の気が植物に伝わっていくのだろう。
植物によるデザインをうらやましく思うお話が一つあった。一つのプランターに10本の植物が必要であれば15本を用意するそうだ。そうすることによって、現場での自由なアレンジが可能になる。
私たちが現場でアセンブルするときに、このような自由度を獲得する方法はないものだろうか。異業種でまっすぐによいものを追求している方々のお話は示唆に富んでいる。