gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

映画 バッチギ

2004年。井筒和幸監督。

差別をされる者と差別をする者。この両者は、逆差別という言葉で表されるように、簡単に入れ替わる。そして、争いが起こる。

だが、いつの世も、この2通りのみに分かれることは決してない。必ず、差別をしない者がいるからだ。

あるカテゴリーに対して、根拠もなく優越感を抱く、という馬鹿げた心理が、たくさんの負の歴史をつくってきた。

この不条理は今も残るが、たぶん差別をしない者の割合は増えてきている。

今後も戦争が起こるか起こらないかは、この割合の数字にかかっているだろう。

この高校生同士の争いは、戦争の縮図だ。それを観ながら、そんなことを思った。


グリッドフレームのHPへ ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム

マテリアルスのHPへ ← 五感に働きかける店舗内装デザイン:マテリアルス

GFファサード&サインのHPへ← 未来の町並みをつくるファサードデザイン:GFファサード&サイン