gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

TOKYO STYLE

空間のデザインを練るときに、ときおり散歩に出るような気分でこの本を開く。

漠然となにかのヒントを探すとき、散歩に出る。外の世界が、自分のためになにかを用意しているわけもない。「そのまんま」であることのありがたさ。そんなありがたさがこの本にはある。

たいていの場合、そこにはなんにも見つからない。だが、潜在的には、何かを得ている。ちょうど散歩がそのようなものであるように。