2009-07-19 ビニールの窓 海外 2009.7 アラスカの小さな村では、小さなログハウスを一人で使わせてもらった。ある朝、窓を見ると霜が降りていた。驚いたのは、それが植物のような美しい模様になっているのだ。どうしてだろうと思って近づいてみると、ガラスだと思っていた窓は、実はビニールだった。そのビニールのしわのかたちと霜の結晶のかたちが合わさって、このような美しい模様をつくったのだ。住まいをそこで手に入るものでつくった結果として現れる、大げさに言えば、神からのプレゼントである。