2017-05-07 波打ち際の造形 日々の発見 2017.5 陽向とつくった高さ50センチくらいの富士山を波が崩していく。波が洗うと、ぼこぼこした質感は、滑らかで流麗な曲面に変化して、波の帰る方向へかすかな隆起が長く続き、だんだんと平らになる。これに夕方の傾いた太陽が影による濃淡をつくって美しい。16回目の寄せる波によって、かげもかたちも失われたぼくらの富士山を二人で認めて、ぼくらは帰路につく。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場