gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

サバンナの朝陽

静かに自然に身を任せたいときがある。

そして、そのような瞬間のために自分は生きているのではないだろうか、と思うときがある。

空間をつくる者は、目を閉じて、その空間の匂い、音、空気の温度、湿度、網膜に映る光の強さ、などを心に刻まねばならない。頭で分析するのは・・・違う。

そう、サバンナに横たわる野生動物のように。・・・彼らも、静かに目を細めて、全身に朝陽を浴びている。

空間をつくるとき、その経験が頼りになる。頭だけでは空間はつくれない。

写真は、24年前のケニア・マサイマラ国立公園である。