ひと月万冊で、倫理と法律が一致していないと、国が壊れていく、という話をしている。
その関係は、本音と建前みたいな関係の当たり前の食い違いとして諦めて生きてきた人が多いだろう。
この違いをうまく利用する人が得をする世の中だ、と誰もが見抜いているが、むしろ、うまくやっている人たちを称賛する人もまた多いのが現実だ。
そんな世の中で、信念を貫いて生きることは困難である。
この認識が子供たちにも浸透してしまえば、この国は終わりだ。
信念を保持しながら、したたかに生きる。そんな人はまだたくさんいるだろう。
その息苦しさから解放されて、信念が、情熱が、前面に出てくる人たちで社会に溢れれば、世界が変わる。
立法府は、そのために機能せよ。