gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

福岡刺殺事件

「この世は生きるに値しない」

 

通り魔的な殺人事件の15歳の犯人は、それまで生きてきた現実から、そのように断じてしまったのだろうか?

 

そして、犯人が馬乗りになった6才の女児を体当たりで救った男性。

 

「この世は生きるに値する」

 

という信念が彼を動かしたのだろうか?

 

少しネガティブなものがついたら、雪山を転げ落ちるように、外側がネガティブなもので覆われて、本人が見えなくなってしまう。

 

世の中には、そんなところがある。

 

誰かが、犯人の魂を救えなかっただろうか?

 

そして、人を殺めてしまった後も、世の中は彼の魂を救うことに力を惜しまないだろうか?