gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

present

presentという歌をつくったのは1999年だから、もう22年前だ。

 

ムッシュという名前のリサイクルショップの片隅を借りて仕事場にしていた頃、「捨てられた者たちが、捨てられたモノを大事に扱って生きる」というイメージがあって、もちろんぼくも捨てられた者の一人だった。

 

大きな会社を辞めることになり、売るモノも持たない中で会社を立ち上げて、初年度の年間売り上げ8万円のスタートだった。

 

何度天を仰いだことだろう。

 

presentの語源は「前にあるもの」。「前」とは、時間的にも、場所的にも使われる。

 

それで、「現在」という意味にも「贈り物」という意味にもなる。

 

では、現在という贈り物は、誰に贈られるのか?

 

明日へ・・・明日へ贈り物を届ける。

 

それが苦しみながら見い出したぼくの答えだった。

 

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