gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

ボイコット

現在、有効な押し付けられたシステムを変えていく方法はボイコットだと安富歩は主張する。

 

不登校の問題について。不登校新聞という新聞があるそうだ。不登校児の親をサポートするためにつくられた新聞がある。これが朝日新聞と肩を並べるような購読数になれば、世の中は変わるだろうと。

 

今はボランティアレベルでこの新聞を支えているが、これを具体的な政治的勢力として組織化していく。さらにできるなら、そういう人たちが支えあって生きていく道を切り拓く。

 

そこに経済的な活動をしている組織が関わっていく。なぜなら、そこには引きこもっている人たちの労働力がある。

 

150万人の引きこもりを社会が支えることができたのは、1ドル100円だったからだ。しかし、今後円安になったら、この人たちをもう支えることができない、と。

 

ぼくは学校を否定するつもりはないが、必ずしも行かなければならないとも思わない。そこには、不安定要素があって、それに適合しない児童や生徒は無理をしない方がいい。

 

学校というシステムが瓦解する必要もないが、それを押し付けられる必要もない。

 

そう思う限りは、学校を拒否した人が生きていく道を考えなければならない。

 

新しいシステムで代替するのではなく、システムをボイコットすることで、道を切り拓いていく道。ぼくもそう信じて、SOTOCHIKUを進めている。