ここのところ、福祉の視点でものを考えようとしている。
福祉の視点とは、いつものぼくらの仕事とは違って、パブリックが大きく絡んでくる。
ホームページで書いてある内容は、ぼくらの主張と重なる部分が多いけれど、そこが大きな違いだ。
誰もぼくらの仕事をパブリックとは見ない。民間であろうと人を集まる場所をつくっているのであれば、自ずとパブリックな側面があるにもかかわらず。
しかし、だからこそ自由なところがある。周囲の目をあまり気にすることなく仕事ができる。
福祉施設は、常に周囲の目を感じながら仕事をすることになる。
その中で、仕事に自分の哲学を反映させて、ユニークに活動されているところはすごいと思う。
ものごとを進めるには、豊かな気持ちでいられることが大事だ。そして、豊かな気持ちでいられるためには、どこかにマージンが必要だ。
そのマージンをどこで確保するか?
民間のやり方と福祉施設のやり方は、そこに違いがあるのかもしれない。