gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

古い住宅の可能性

新しい建物に囲まれてポツリと存在する古い木造住宅。長い間、だれも住んでいない。

 

もう60年近くも時を過ごして、ツタの絡まった外観は、見上げるぼくに語りかけてくる。

 

なんだか怖いものが潜んでいるようで嫌だ、とほとんどの人がそれを拒否する。

 

新しい建物に建て替えることだけを、すべての人が望んでいるように思える。

 

ぼくに何を語りかけているのだろう。

 

耳を澄ましてみる。

 

SOTOCHIKUは、その行為を無駄にしない。