gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

経済は成長しなければならないのか

ぼくはある時点から、生きていけるなら貯蓄はいらない、って思って生きてきたし、物質的には、右肩上がりである必要はない、とも思っているから、経済は成長しなければならない、と積極的に思っているわけではない。

 

ただ、会社をやっていく途中で、コントロール不能な理由で大きな赤字が生じたりしてマイナスの状態になったら、いろんな不都合が連鎖してくるから、波風の立たない状態まで戻さなければならない。

 

そうすると、ゼロに戻すその間は必ず右上がりに持っていかなくてはいけないことになる。でなければ、物理的に生きていけない。

 

同じような構図で、世界には生きていくのが物理的に困難な人たちが、まだまだ溢れているのだから、その間は経済は成長していかなければ困る。

 

もっとも、貨幣を必要としない生活が可能な人たちがまだいたら、そのままの方がいいかもしれない。

 

みんなが生きていけるならば、物理的には成長はいらない。

 

心を育てることだけで十分だ。

 

物理的に余剰があれば、寄付すればいい。もし、だれもがそう思ったとしても、生きるのに最低限必要なお金って、どれくらいだろうって考えたときに、個人差があるのはしょうがない。

 

そのために経済は成長しなければならないのかな、と思ったりする。