gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

still life

小さな頃から

 

背景にはいつも水平線があった

 

 

 

病気のときにもらう花は

 

凛として上に向かって伸びていた

 

 

 

そんな思い出の中の水平線と鉛直線が

 

いつしか

 

「時間」と「生命」の軸となって

 

心の中にいつも広がって

 

 

 

そこに

 

時間を止めてしまいたい瞬間たちが

 

たくさん散らばっている