古い歴史のある文化の中の暮らし
そこに確かに存在した美しさを
ただ静かに髪を切ることによって伝えていく
そこには
異国から来たという明らかな境界を越えて
人との間にあった深い信頼関係や
古いものを大切に残しつつ
新しい時代へ向かうことによって流れる時間の重層性があった
淡々としていても
確かな密度を持った生活の美しさがあった
新しいサロンの入口に 古い扉を・・・
その扉がぼくの経験した暮らしと
ここで実現したい未来を語ってくれる