gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

Door

30年前に建てられた水産会社社屋の冷蔵庫の扉

フォークリフトか何かがぶつかったのか、扉の下部が水平に少しへこんでいる

 

当たり前のようにそこにあった日常のものが、その役目を終える

 

そして、あとかたもなく消えてしまう

 

ぼくらは、それらにもう一度命を吹き込む

 

それらはどこで、どのように時を過ごしてきたのか

 

知れる限りのことを後世に伝えていく