今年は、3人で熱海に来ている。
駅前商店街の通りがかりの小料理屋は、先週開店したばかり。
空間も、人の応対も初々しい。一生懸命が伝わって、心地よい。
聞くと、ずっとここでお土産物屋さんをやっていて、そこからの転業。
30代と思われる女将の意気込みが伝わってくる。
そこに根を張ったまま、力強く生きていってほしい、と願う。
そして、こんな清々しい挑戦が、いつの世にも絶えないことを願う。
ぼくたちにとって、2017年は、原点に返る年だった。
原点に返ることが、むしろ、今の時代に対応する道だったと、来年確認することができるだろう。
一歩一歩。
来年は20周年だけれど、そこは開店したてのお店となんら変わらない。
焦らず、急がず、今できることをやっていく。