gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

演じること

ぼくらは、いつも立場に応じて役を演じながら生きている。

誰も他者がいなくなったとしても、ぼくらはこうありたい存在を演じる。

だから、素の自分なんて、明確なものはどこにもなくて、誰を演じていたとしても、総合して自分なのだ。

ぼくらは、演じたい人間像を半生を費やしながら発見し、残りの人生を賭けてその人間像を忠実に演じ切りたいと願う。

だから、ぼくらは、誰にだってなれるんだ。




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