gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

エリ・エリ・レマ・サバクタニ

意味は、「神よ、神よ、なんぞ我を見捨てたもうや!」

キリストが十字架で最後に叫んだ言葉、と言われる。

そのように叫びたくなるような経験をする人はどのくらいいるのだろう。


森敦の「意味の変容」に、「神もまた矛盾として実存する」という言葉がある。

外から見たときに、神に見捨てられたかに見える人々が、自分の生まれてきた意味を強く問うがゆえに、自分の内部に拠り所を見つけることはあるだろう。


神は現れない。ゆえに、神がある。

現れない神に対して叫ぶことのない者が、確かな「生きる意味」を見出せるだろうか?


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