ぼくが思う幸福の基準は、自分を突き動かす好奇心に対して、どれだけ自由にそれを探求できるか、にある。
まずは、自分を突き動かす好奇心があるかどうか、で、全人口の中ですでに２０％くらいに絞られてしまうのかもしれない。
この数字は、出会う人からそれを感じ取れるかどうか、というぼくの能力によるもので、実際はほぼすべての人が強い好奇心を持っているかもしれない。
なんともわからないところだが、最も大事なところだ。それがなければ、本当に幸福な人など存在しないことになる。
教育によって、好奇心を促すのか、抑えつけるのか、は、きっと重要な問題だ。
が、ぼくは、独学がいちばんよいと思っている。自己鍛錬、それ以外にないのではないか。
好奇心があるという前提で、それを自由に探求できるかどうか、については、ぼくがグリッドフレームでやっていることは意味のあることだと自負しているが、もはや問題意識は、突き動かされる人間を生み出すことにシフトされるべきなのかもしれない。
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