gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

本を読む人

日本で本がよく売れたのは、1920年ごろと1960年ごろのたった2回だそうだ。

1920年に、大量生産によって本の値段が下がり、金持ち以外にも本が身近になった。そして、1960年の高度経済成長期に、文学全集や百科事典なども含めて、本がよく売れたらしい。

そういえば、ウチにも百科事典があったなあ、と思う。そして、今のぼくの家にはない。

活字離れが嘆かれているが、そもそも本を読む人がかつては多かった、という事実はないのだ。

本を読むことはいいことで、マンガを読むことは悪いこと、という教育を受けたような気がするが、そのような認識も単にぼくらの世代に独特なものなのかもしれない。

だが、本を読まない人が、この世界を変えよう、という意志を本当に持ちうるのだろうか。

それは大きな疑問だ。

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