陽向が保育園へ入っていくと、1年上の女の子たちが数人、陽向のほっぺたを触りに来る。そして、部屋へ引っぱっていってくれる。
そして、陽向を迎えに行くと、2年上の男の子が帰りの準備を手伝ってくれて、「車に気をつけてね」と言って手を振ってくれる。
ぼくが小さな頃は、幼稚園・小学校と、学年を跨いだ交流はほとんどなかった気がする。陽向をうらやましく思う。
兄弟のいない陽向にとって、保育園のたてのつながりは、いろんなことを教えてくれるし、何よりも人とのつながりを大きく広げてくれるものだ。
保育園は、いいね。