gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

差し馬

皇居の周りをほぼ一日おきに走っていると、だんだん持久力がついてきて、体力の余裕を残して走り終えることができるようになってきた。

以前は、あそこまで走ったら終わりだからがんばろう、という気持ちで走っていた。4度マラソンを走ったこともあるが、いずれも30キロを過ぎると力を使い果たして、くたくたでゴールしていた。

いつも全力でなければ気が済まない、競馬でいえば逃げ馬のタイプで、力尽きれば終わり、ということをいろんなことで繰り返してきたと思う。それが誠実だと思っていた。

だが、それは力不足だったと今は思う。

力を温存しつつ付いて行き、最後のカーブで勝負に出る差し馬の走りがこれからはできるかもしれない。

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