gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

飛行機

飛んでいるヘリコプターの灯りを見上げて、はしゃぐ陽向を見て、子供の頃はパイロットになりたかったことを思い出した。

地平線の向こうの見たことのない世界へ行きたい。そこへ連れて行ってくれるものが飛行機だった。

大人になるにつれ、気づいたのは、向こうの世界へ連れていくことより、向こうの世界へ行くことに興味があるのだから、自分がなりたいのは、パイロットではなく、旅人だった、ということ。

しかし、今になって、またパイロットはいいなあ、と思う。空を飛ぶことが日常になっているのだから。空のことを知る、なんて、地上にいては無理だ。

なにごとも、手段として見ればただのつまらないルーティンに過ぎないが、目的と見るとき視界ががらりと変わる。

飛行機を手段としてではなく、目的として見る。今からセスナの免許とか、取ってみようかな?

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