布団の中で、いきなり襲ってくる悪寒と闘う。
逃げるか、向き合うか。どちらかしかない。
遠い昔、アラスカの氷点下の中で寝ているときに、寝袋以上に防寒の術がなかった。そこで、シャーリー・マクレーンの本の中の、胸に白い玉を想像すると体がポカポカしてきた、というくだりを思い出し、実践してみた。
ものの見事に、体はポカポカになった。
その体験以来、このようなときにはその方法で体を温める。
が、気力が充実していないと、一進一退の攻防になる。
結果は引き分け。おかげで今日は朝起きたら、くたくただ。
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