gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

死と不在

昨日のブログに、かつてどこかで時間を共にした人々と、またどこかで会えるのは、ほんの一握りに過ぎないと書いた。

では、もう二度と出会うことがないのであれば、その人が現在、生きているか、死んでいるか、ということは重要ではないことだろうか?

もちろん、それは、その人とどのような時間を過ごしたかによるであろうが、おそらく、すべての人にとって、もう会えない、とわかっていても、どうしても生きていてほしいと願う人が存在するだろう。

死と不在の違いは、残念ながら、その相手の死の知らせを聞いたときに初めて、そして重く、思い知ることが多いのだろう。