gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

らせん階段

らせん階段は、誰でもこのようなアングルで見てみたくなるものである。「らせん」が人生に例えられるものなら、当然のことだろう。

上は見上げた写真、下は見下した写真である。

このように上や下を覗きこむことが、遠い未来や過去を眺めるような視点を想起させる。

この写真は、ガウディのサグラダ・ファミリアの塔を上りながら撮影したものである。中心は空洞になっていて、遥か上には黒い点が、遥か下には光が見える。

過去は確かなもので、未来は不確かなものである、などとぼんやりと考えた。