gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

敗戦記念日

 

陽向と外苑1周の競争を始めたのは、何年前からだろうか。

 

ぼくが6分をきるくらいで、陽向は走り続けることすらできなくて8分以上かかっていたなぁ。

 

小学3年生の頃に7分台で走れるようになって、その後長く体調を崩して、早く走る気力もだんだん失われてきて、小学生の最高記録は3年生の秋のままだった。

 

ここからが陽向の復活劇の始まりだ。

 

中学生になって、背が急に15センチ以上も伸びて、足も急に速くなってきた。走ることの気持ちよさを取り戻して、毎日平気で5キロ以上走れるようになった。

 

ぼくは競争と呼べるようになるのをずっと待っていた。それが1年前くらいだろうか?

 

今日、2023年10月28日(土)は、父親としての息子に対する敗戦記念日。外苑1周を陽向が5分45秒、ぼくが5分49秒。

 

こんなにうれしいことはない。もちろん、悔しいけれど。