2022年。アメリカ。
自然を観察する目は、ときに人間社会で決められた善悪とは合致しない事象を見出す。
一対一で向かい合う視線が見出す真実をぼくは肯定する。
だから、主人公のように、社会的には受け入れられないことも提示することになる。
だが、デザインは一義的な意味を提示しえない。だからこそ、ラディカルなものもそこに入れ込むことが可能である。
ときには世の中を変える力を持つ他の分野ではできないことを、デザインの奥に潜ませることができるのではないか?
そこに賭けてみたい。