gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

人混みの中で

うしろ姿を見ると、その人の表情を想像する。

 

うしろ姿を見ているうちに、その人の心持ちが透けて見えるような気がしてくる。

 

それは、実はぼくの心持ちの写し鏡になっているに過ぎないかもしれない。

 

それでも、そんなことがなければ、ぼく自身を見ることはできない。

 

ぼくが他人の存在に感謝するのは、そんなときだ。